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  • グッドニュース新聞編集部

「弁当の日」はじめませんか?

 新型コロナウイルスが原因で、全国の学校が休校しています。そんななか、とあるご家庭の心あたたまる話を聞きました。それは、そのご家庭ではじまった、夕食づくりでの取り組みについてです。

 AさんのLINEを見せてもらいました。

「私がつくった炒飯食べてね」(子1)

「これが食べたかったら早く帰ってきてね。」(子2)

「絶対に早く帰ってきてね」(母)

「うまそう」(父)

 そんな会話に、子どもたちのつくった夕食の写真が添付されていました。学校が休校になっても、アイデアひとつで楽しい時間がつくれることを知りました。

 平成23年にはじまった取り組みとして、東員町では、小学校6年生になると年3回「弁当の日」に挑戦します。献立、調理、盛りつけ、片づけまでを全部自分で行うというものです。

 発端になったのは、「子どもの心の空腹感」が深刻化している、という認識でした。「心の空腹感」とは、胃袋が食べもので満たされていない、という空腹感ではなく、「自分の存在価値が感じられない」という心理的空腹感のことです。

 子どもたちが自分の存在を感じるにはふた通りあります。ひとつ目は「自分を育てることに生き生きしている親の姿を見るとき」。ふたつ目は「自分の成長をよろこぶ親の姿を見るとき」です。

「子どもが卒業するとき、子どもに『家族によろんでもらえる得意料理』がいくつかある状態がつづき、『子育ては楽しい』とよろこぶ親の姿を子どもたちに見せることは、大人の責務です」

 今年度末をもって退職される校長先生の語った言葉が、心に残ります。


(東員町・畑友の夫・65歳)


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