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  • グッドニュース新聞編集部

あなたは数えで何歳?

 私の祖母は、平成24年に満年齢100歳で亡くなりました。

 数えでは、102歳でした。

 数え年のカウント方法は、生まれて1歳、次の正月で2歳、その次の正月で3歳と数えていきます。

 恥ずかしながら、祖母が亡くなり、その死亡届を出したとき、初めてこの数え方を知りました。祖母が亡くなるまでは、満年齢に1歳を足した年齢が、数え年だと思いこんでいたのです。

 生前、祖母に年齢を尋ねたところ、「満年齢で80歳、数えで82歳」と言っていたことがありました。

 その当時、私は、満年齢に1歳足したのが数え年だと信じていましたから、満年齢が80

歳で、数えで82 歳というのは、祖母の勘違いだと思い込み、「その数え方は違うよ。いまは満年齢で歳は数えるものだよ」と言い伏せてしまいました。

 祖母は、「そうか、はい、そうします」と納得した様子だったと記憶しています。

 いまにして思えば、祖母は、私が数え年のことをわかっていないと承知しながら、「老いては子(孫?)に従え」のごとく、私の間違った言葉に対して、納得したふりをしてくれていたのでしょう。

 そんなことを私は、祖母の死亡届を出すことで気づかされたのでした。


(三重県・公務員・ファーストベースマン・56歳)


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