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  • グッドニュース新聞編集部

夢をもつことが大事

最終更新: 2020年10月7日

 この常套句、あなたはもう聞き飽きているかもしれない。夢だけで生きていけるほど、人生甘いものじゃないという声も聴こえてきそうだ。ただし、この方が言うのであれば、その言葉の重みは一気に違ってくる。

 遠い異国の地・ケニアで、早川千晶さん(53)に出逢った。彼女がケニアに移り住み、早31年が経つ。現在はアフリカでも最大級のキベラスラムで、生活が困難になった子どもたちの駆け込み寺といえるマゴソスクールを運営している。かれらのほとんどが、親を失い、虐待や強制労働の過去を持つなど、何らかの事情を抱えてやってきている。

 今回の旅では、幸運にも早川さんや子どもたちと共に、ひとときを過ごすことができた。目の当たりにしたのは、日本とは比較にならないほど不充分といえるインフラ環境や食糧事情。そして、そんな状況をものともしない、まぶしいほどの笑顔とみなぎる活力だ。

 一体、かれらの笑顔と活力の源は何なのか。その答えを、早川さんは「夢」だと語ってくれた。実際に話を伺うと、将来は医者やエンジニアになって、家族や仲間たちの生活をより良くしたいという子どもたちが多かった。電気もない中、朝3時半から勉学に励む者もいるらしい。それほどまでに、夢のもつ力は測り知れないのだ。

 同じ空の下、わたしたちが生きる日本も様々な問題に直面している。そんな現在(いま)だからこそ、自分の夢に正直に生きてみようではないか。早川さんとマゴソスクールの子どもたちから、そう臆さず言える勇気をもらえた旅だった。


(埼玉県・特派員・KIKU・34歳)


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