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  • グッドニュース新聞編集部

大豆でまちづくり

「おから」って美味しいですよね。別名「卯の花」とも言いますが、近年、健康ブームで見直されているようです。豆腐をつくる過程で出てくるものだから、日本中の豆腐屋さんから大量の「おから」が毎日毎日出てきます。

 この「おから」、人や家畜が食べたり、肥料にしたりしていますが、こうやって使用されるのは数%、9割以上は廃棄処分されます。これは産業廃棄物になるので、処分にお金もかかり、豆腐屋さんのあいだで大きな問題になっています。しかも、豊富な繊維質など、大事な栄養素を捨てているのです。

 東員町では、大豆プロジェクトを立ち上げ、大豆でまちづくり」を始めています。

 私たちは、豆腐や豆乳をつくるとき、「おから」を一切出しません。東員町では、ミナミ産業株式会社(四日市市)とコラボで、栄養価が高く、味も濃い「大豆まるごと」の美味しい豆腐や豆乳をつくっています。さらに、これからは「ななほまれ」という大豆(今ではほとんど東員町にしかない品種)の栽培に取り組みはじめました。この大豆は、多くの現代人が困っている中性脂肪を分解する機能性タンパク質(β‐コングリシニン)を多く含む、たくましい大豆です。

 東員町は、今でも健康寿命の高い町ですが、大豆を食べて、さらに健康な生活をエンジョイし、適当な時期が来たらコロリと死ねる町を目指していきます。


(三重県東員町長・水谷俊郎・67歳)


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