- グッドニュース新聞編集部
子どもから「Giveの精神」を学ぶ
私が「おかあさん」と呼ばせていただいている大切な方には、三人のひ孫(7歳・4歳・2歳)がいます。彼らが生まれるはるか以前からのご縁になりますが、ひとり者の私にとっては、チビたちもかけがえのない大切な宝です。チビッ子ギャングではありますが(笑)。
先日、久しぶりにおかあさん宅にお邪魔をしたら、案の定ヤツらもいました。玄関を開けると、次つぎに飛びかかってきてハグの嵐。こうして飛びついてきてくれるのはいつまででしょう。
ハグの次は、自分たちのおやつのアメを私にくれると言って、おのおのが代わるがわるわたしに寄ってくるのです。
いつも思うのですが、子どもというのは、あんなに小さいのに自分のものを進んで人にあげる「Giveの精神」をすでに持っている。それもいらないものではなく、大事なものをくれるのです。あらためて、子どもは大人の師匠だなぁ、と再確認するのでした。
帰るときはいつも、「まだ帰っちゃダメ!」「今度、いつ来る?」とうれしい声をかけてくれますが、時間にも限りがあり、それに即答できないのがつらいところです。
あと数年もしたら、友だちとの関係のほうが大事になっていくでしょうから、せいぜい、いまのうちになるべく一緒に過ごしておきたいと思っています。
私たちの宝がいつも笑顔で輝いている世の中にしたいですね。
(東京都・自由業・The Light・49歳)