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  • グッドニュース新聞編集部

幸せを支える人たちにありがとう

 甚大な被害を及ぼした台風19号が、関東に上陸したのは記憶に新しい。

 私は、去年上京して現在ひとり暮らしをしており、今まで台風で被害を受けたことがなかったため、なにも危機感を持っていなかった。しかし、テレビや友だちからの情報でさすがに焦りを感じたので、非常食を買い、お風呂に水を溜めるなどの台風対策を行った。

 その日は、恋人が防災グッズを用意して家まで来てくれたので、電車も動かない東京のアパートに籠り、2日間をふたりで過ごした。気楽にゲームをしたり、テレビを見て楽しんだが、Twitter のある投稿を見て、私は考えさせられたのだ。

 その投稿は、「企業や学校は休みになっているけど、自分は医療関係者だからこの大雨でも仕事に行く」という内容のものだった。これを読んだとき強い不安を感じた。

 なぜなら私の恋人は、将来、消防隊員になるという目標を持っているからだ。

 もし、またこんな状況になったとき、もっとひどい被害を受ける可能性があるときでも、私の大切な人は、苦しむ人びとのために危険な場所へと向かわなければならないのだ。そう思うと、すごく怖くなった。と同時に、自分の命をかけても仕事をまっとうするレスキュー隊員や、医療関係の方々などに、もっと感謝しなければいけないと深く感じた。

 意識しないとなかなかそれに気づくことはできないけれど、今こうして数週間経った後に、私たちが普通の生活を送れていることを当たり前だと思ってはいけないし、たくさんの人がそれを認識していける世の中であってほしいと心から思う。


(東京都・学生・あすか・20歳)


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#社会

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