
グッドニュース新聞編集部
東大生も悩みながら変化している!?
先日、東京大学のとある学生コミュニティから招待を受けまして、ボランティアで勉強会を主催してまいりました。
彼らが学内でとった「悩んでいることはなんですか?」というアンケートに対し、意外や意外、圧倒的第1位の回答が〝将来の生き方〞だったのです。みなさんは東大生と聞くと、『官僚』とか『大企業』を連想されるのではないでしょうか? 勉強会に参加された学生たちも例にもれず、将来そういった方向に進みたいのかなと思いきや、何を目指せばいいのかわからないと悩んでいるようでした。全体的にもそんな東大生が増えてきているようです。
そんななか彼らが関心を寄せているのが『起業』でした。しかも、グローバルな分野で! 時代が変わってきている証ですね。
さらに、今回の新型コロナウイルスの騒動によって、日本でも在宅ワークを導入した大企業がありました。在宅ワークが導入されるとおのずと成果主義にシフトされていきます。極端な話、会社に出社すれば、仕事しようがしまいがお給料をもらえていましたが、在宅ワークではそうはいきません。仕事の成果を出せる人とそうでない人に、大きな格差が生まれてきます。
その状況で問われてくるのは、情報収集力とネットワーク力。勉強会ではメディア情報の拾い方、人脈のつくり方、世界とのつながり方について、学生たちに伝え、意見交換をしました。世界のリアルな変化を知ることは、次世代を生き抜く智恵であるということを認識しており、頼もしいかぎりでした。
東大生も変わりつつあります。私も負けていられません。読者のみなさんと一緒に、この時代を前向きに生き抜いていきたいと思います。
(世界を知るGNP記者・石田和靖・48歳)
