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  • グッドニュース新聞編集部

次の世代の子どもたちに誇りを持って遺せる持続可能な社会へ(8)

 新型コロナウイルスの猛威は日本のみならず、世界経済をもゆるがしかねない脅威となっ

ています。「このようなときだからこそ」と言うと、こんなことでもなければ……というふうに聞こえてしまうかもしれませんが、人種も国境も超え、人類は一丸となって立ち向かい、子どもたちに遺す社会を守るべきだ、と強く感じます。

 2015年10月某日、『ハコネエコビレッジ』にて「村人会議」が開催されました。天候に恵まれ、非常に気持ちが良かったことをおぼえています。会議では、村のヴィジョンが発表され、村人たちで共有しました。そして、開催予定の野良仕事イベントの打ち合わせを行い、今後の農作業方針を村人全員の共通認識として確認をしました。

 これまで、エコビレッジでは有機農法と自然農法を半々で行っていましたが、おのおのの意見も取り入れ、今後は自然農法を中心に進めていくことが決まりました。「自給自足で暮らしていけること」を目標に、やせた土地でも育つことを基準に作物を決めていくことになったのです。

「さて、会議のあとには、みんなで農作業も終わらせてしまいましょう」

 農作業のメニューは、玉ねぎの草刈り、柿の収穫と干し柿づくり、有機農法エリアの草抜きです。玉ねぎの芽は草に弱いので一本ずつ、ていねいにハサミで切りとります。干し柿づくりは、皮をむき、紐をつけ、熱湯につけてから軒下に干します。農地の草抜きは地道な作業です。根気がいりますが、後のちのためにもしっかりと行いました。

 農作業のあとのランチは、「青空食堂」のごちそうです。薪で茹でたパスタ、七輪で焼いたシシャモと椎茸、キュウリをいただきます。もちろん、しっかりと冷えたビールも。10

月とはいえ、汗をかいた体にビールがしみる〜!

 自然と向かい合い、自分たちが育てた野菜をいただく。あらためて自然の良さを感じた、秋の村人会議となったのです。


(東京都・一般社団法人楽読ジャパン代表理事/ハコネエコビレッジ村長・石井真・37歳)


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