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  • グッドニュース新聞編集部

段々田んぼの「むしだんご」のレシピ

 毎年6月になると、いなべ市の和菓子屋さんでは、「むしだんご」の張り紙がよく見られます。「いばらもち」とも呼ばれますが、地元では「むしだんご」のほうが馴染みがあるように思います。

「むしだんご」には、いばらの葉が用いられます。和菓子屋さんがおっしゃるには、中国産の葉も使われるようですが、やはり、いなべの山のそこかしこで見られるいばらの葉のほうが上質だそうです。

 私も小さい頃、父に山歩きにつれていってもらったとき、つるつるでまんまるの葉っぱをたくさん摘んで帰りました。

 食べるわけでもない、いばらの葉っぱになぜ乗せるのか――。

 蒸しあがりの香り? つるつるのいばらの葉っぱに乗せたときの歯ざわり? いやいや魔除けでしょ? さまざまな推測が楽しめますが、きっといちばんの理由は、この季節にこの山村で豊富に手に入れることができたからだと思います。

 わが家には、段々田んぼがあるんです。田植えの際、皿もラップもいらないように、葉っぱをパッと摘んで「むしだんご」をこしらえ、作業のあとでみんなに振る舞ったそうです。

 以下は、そのレシピになります。

 ①ボウルに薄力粉1カップ、砂糖大さじ2、塩少々、熱湯100ccを入れ、耳たぶほどの硬さになるようにこねる。②耳たぶほどの固さになったら、10等分にして平たくする。③中央にあんこを乗せて包む。④蒸し器に湯をわかして7分ほど蒸す。以上です。


(三重県・ひょうきんどんぶり・37歳)


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