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  • グッドニュース新聞編集部

茶っぷりんを生んだ、いなべのチャーリー

 まもなく、夏も近づく八十八夜。お茶といえば、スイーツも大きな魅力です。

 この写真が不意に目に入り「あぁ、食べたい」と思ってしまった、あなた! いま本当の意味で「甘い誘惑」に負けて、理性を失いそうになりましたね? しかも、スプーン山盛り一杯をプルンっとすくい取り、その口にパクっとリリースされるところまで、妄想しましたよね?

 そう、これはお茶がつくりだす罪深い味わいのご当地スイーツ「いなべの茶っぷりん」です。

 いなべ市大安町の名産品である「石榑(いしぐれ)茶」を若者の目線で有効活用し、三重県の定番スイーツにしよう、と地域一丸となって考案・販売され、はや5年。いまでは東員町や桑名市、いなべ市の洋菓子店やレストランなど約20店舗が、石榑茶を使い、それぞれの個性を活かしたプリンを提供しています。

 このスイーツの生みの親は、大安町石榑南の茶農家、マル信緑香園の伊藤典明さん。ネーミングのセンスもユニークです。喜劇王のチャップリンから、茶っぷりん。「・・・・・・いやいや、ダジャレやん」などと言わないでください。たしかに典明さんはおやじですが、おやじギャグとは一線を画す、まちや農業振興への強い想いがあります。

 まちにも人にも、このノリが大事なのです。このノリのまま、仲間と共有し、実行できる人こそ、まちを変えられるキーマンなのではないでしょうか。

 典明さんはラジオのパーソナリティーをしたり、自宅の蔵を改装してワークショップを開催したり、そんな実に楽しいノリで、ワクワクするいろんな挑戦を続けています。

 否定したり、批判したりするのは簡単です。名画の主人公も、あこがれのヒーローも、時代を切り拓くまちづくりのキーマンも、みんな、みーんな、批評される側の人ばかり。決して批評する側の人ではありません。

 えらそうに批評する側の人に、本質的なまちづくりはできませんし、人の心もつかめません。典明さんのような人こそが、もっとたくさん地元にいてほしいのです。

 典明さん発案の、茶っぷりんの喜劇ショーは、まだはじまったばかり。あなたも、いなべのまちづくりを題材にした喜劇の登場人物になったつもりで、ぜひ食べてみてください。


(三重県・The Inabes・40代2人組)


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