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  • グッドニュース新聞編集部

30歳のすごいメガネ屋さん

 時を遡(さかのぼ)ること2013年。ナイジェリアに向かう途中で経由したエチオピアの首都・アディスアベバにあるボレ国際空港で、1人の中国人に出逢いました。名前は李(リー)君。上海生まれの好青年です。

 私がパブで呑んでいたら突然声をかけてきてくれた李君。すっかり意気投合して話を聴いてみると、若くして海外を股にかけてビジネスをしているという勇猛果敢な起業家でした。

 彼の事業とはサングラスの販売。それもただのサングラスではなく、有名なタイのデザイナーさんにデザインしてもらっているのだとか。そしてメガネ生産量において世界のおよそ

50%のシェアを誇る中国・丹陽(たんよう)市で生産をして、さらにアフリカのトーゴ共和国で販売しているというから驚きです。エチオピアに立ち寄ったのも、トーゴの仕入れ業者さんに会いにいく道中だったようで。極めつきとして李君の法人があるのはアラブ首長国連邦のドバイだそうです!

 この短い時間にいくつの国名が出てきたでしょうか。その気さえあれば、体ひとつでも世界を際限なく拡げていけるのだと大いに刺激を受けた、旅の出逢いのエピソードでした。

 あれから7年。当時は想像できませんでしたが、コロナウイルスの影響で思うように外出や遠出ができない日々が続いています。そんな日常の中でも、あたらしい世界を探しにいこうと思えば、自分次第で小さな一歩を踏み出せますよね。30歳のすごいメガネ屋さんのことを思い出しながら、なんだか勇気が湧いてきました。


(世界を知るGNP記者・石田和靖・48歳)


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