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  • グッドニュース新聞編集部

編集後記

 あけましておめでとうございます。令和元年に始まった東員発『グッドニュース新聞』も、本号で令和2年の幕開けとなります。皆さま、本年も、よろしくお願い申し上げます。

 さて、毎年年末に京都清水寺で発表され、注目を浴びる「今年の漢字」(日本漢字能力検定協会発表)。昨年は「令」でした。

 じつは私、「今年はこれしかない」と思っていた漢字があったのですが、上位20位にさえ入っていなかったことを知り、物書きの端くれとして世の中に敏感でなければならないのに、自身の感覚のズレを少しばかり反省しております。

 それでもあえて主張したい、と私が感じた昨年の漢字は、「笑」です。

 というのも世界を見たとき、昨年日本が世界を驚嘆させた「笑」が3人、目に浮かぶのです。

 まずは、全英女子オープンで優勝した、プロゴルファー渋野日向子さんの笑顔。海外メディアからは「スマイルシンデレラ」と称賛を浴びました。シンデレラは褒めすぎだと照れながらも、「笑顔は世界共通」と自身の言葉を残しています。

 そして、ノーベル化学賞を受賞したリチウムイオン電池の父、吉野彰さんの笑顔も忘れられません。どんな検索をしても笑顔しか出てこない71歳のノーベル賞受賞者。やはり発明や創造はやわらかさだと、あらためて教えられました。

 もうひとり、「笑わない男」。ラグビー日本代表の稲垣啓太さんです。笑わないことで注目を浴びていますが、彼は、本当に素敵な表情の持ち主だと感じています。

 私は演劇の指導者という立場ですが、喜怒哀楽を表現するとき、「笑う」ということがいちばんむずかしく、尊いことだと思っています。修行時代に、演出家から「君は笑えていない」と怒鳴られたことがありました。鏡に映った自分の笑い顔をあらためて見ると、ただ眉間にシワが寄っていただけ。自分のあり方や物事の考え方、その未熟ささえも思い知った瞬間でした。30年以上も前、渋野選手とおなじ年頃の出来事です。

 いま、自分がうまく笑えているかどうか、まだまだ修業は続いていますが、目論見は、今年もグッドニュースで笑顔をお届けしたい。東員町から世界へ発信するグッドニュース。

 皆さまのあたたかい記事をお待ちしております。     


 (本紙編集長・野村幸廣・54歳)


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